ビットコインは暗号通貨とか仮想通貨などと呼ばれ、難解なイメージを持つ人がいるかもしれません。
ビットコインを決済に利用する際は、ブロックチェーン技術の仕組みを知らなくても問題ありません。
ビットコインの基本的な使い方ですが、PCやモバイル端末にインストールしたウォレットアプリのアドレスに送金してもらうことで、コインを受け取ることができます。支払いの際は、自分のウォレットアプリに送金先のアドレスを入力してから、金額を指定して送金ボタンをクリック(タップ)するだけです。
紙幣や硬貨を持たない仮想通貨の実体は電子的な「情報」なので、電子メールを送受信するような感覚で決済ができます。
自分のアドレスを相手に伝える方法ですが、携帯端末であれば自分のウォレットアプリにアドレスの2次元バーコードを表示させて、送金元の端末で読み取ってもらいます。
取引所や販売所などであれば、インターネットサイト上の入力フォーム画面に自分のアドレス(テキスト)をコピー&ペーストして登録します。
送金用アドレスは1または3で始まる最大34文字の半角英数字で、手作業で入力することはありません。
日本国内では仮想通貨で購入できる商品やサービスは多くありませんが、外国人観光客が利用する機会が多い飲食店や宿泊施設などで仮想通貨を導入するお店が少しずつ増えています。
近い将来に日本で仮想通貨が普及した場合に備えて、取引方法をマスターしておくことをおすすめします。
仮想通貨の購入方法の種類
ビットコインを購入する方法はいくつかあります。
最もポピュラーな方法は、仮想通貨取引所または販売所でコインを購入します。
取引所・販売所を利用する場合には最初に口座を登録し、銀行振込またはコンビニ払いを利用して日本円を入金してから買い注文を出して売買取引が成立するのを待ちます。
少額のコインを購入したい場合には、販売所からクレジットカードで購入することができます。
ちなみに取引所で売買取引を行う場合には、クレジットカード決済は利用できません。
購入したコインを自分のウォレットに出金する場合には、取引所・販売所に自分のアドレスを登録して出金手続きを行います。
仮想通貨は既存の電子マネーとは違い、P2P方式で個人間で交換することも可能です。
個人的に現金を受け渡しするのと同じように、仮想通貨と現金を交換することで購入することができます。
取引所の手数料を節約したい人は、誰かビットコインを換金したい人を見つけて、お金を支払って譲ってもらうことをおすすめします。
仮想通貨を個人的に受け渡しする際は、ウォレットアプリで受取用のアドレスを表示させて読み取る方法が用いられます。
ビットコインを誰かに送金する場合はインターネットに接続している必要があります。
受け取るだけであれば、自分の端末はオフライン状態でもアドレスを相手に伝えておけば送金してもらえます。